ダイエットに気になってくるのは、ズバリ糖質!
その中で、こんにゃくは、なぜ糖質が低いのかを計算式も用いて解説していきます。
まず、糖質の基準はどう測るのか?
栄養表示基準上、炭水化物=糖質ではありません!!
炭水化物とは、栄養表示基準では、こう記載されています。
炭水化物は、糖質と食物繊維の合計を表しています。
つまり計算式にすると、
炭水化物=糖質+食物繊維
となります。
言い換えると、
糖質=食物繊維ー炭水化物
です。
では、こんにゃくの炭水化物と食物繊維量をみてみましょう。
こんにゃくには、食物繊維が多いことは、よく知られていますが、
一体どれくらい多いかというと、数字的にはよく分からない?
と、いう人がほとんでです。
実際、こんにゃくの栄養価としては、
100gあたりの
炭水化物は3.3g、その中に含まれる食物繊維量は3.0gです。
つまり、糖質量は、たったの0.3gです。
精粉こんにゃく100gでは、
炭水化物2.3gに対して、2.2gであるため、
糖質といては0.1gしかないということです。
こんにゃくの成分は96%水で、その他主成分は、グルコマンナン(グルコースとマンノース)で多糖類の一種です。
特徴として、ヒトの消化管では、ほとんど消化されず腸内微生物により一部が脂肪酸に変換されて利用されます。
このため、カロリーが極めて低い食品(100gあたり5-7カロリー)の1つとされており、
摂取カロリーを制限する必要がある場合の食品素材として利用されることが多いです。